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第4回日本語100文字作文コンテストの結果

<元は2016年6月12日の記事です。>
南京日本人教師会が主催する第4回日本語100文字作文コンテストの結果が公開されました。
今回のテーマは「ドキドキ」で、南京をはじめ、周辺の揚州や南通、遠くは山東省や貴州省からも応募があり、総勢約1000人の応募から98点が入選しました。
以下にその結果を公表し、また最優秀賞と一等賞の作品を合わせて公開いたします。


第4回 南京日本人教師会「日本語100文字作文コンテスト」結果発表


2015年度下半期に開催された第4回南京日本人教師会「日本語100文字作文コンテスト」について、結果を発表いたします。今回のテーマは「ドキドキ」、応募総数は約1000点(参加大学は13)の中から98点が入賞しました。



第4回 日本語100文字作文コンテスト 入賞者



最優秀賞 梁晨(揚州大学)、周彤彦(南京郵電大学)
一等賞  杨嘉璐(南京郵電大学)、熊元丽(凱里学院)、汪雪媛(三江学院)
二等賞  郭雷扬洋(南京工業大学浦江学院)、潘显芳(信息工程大学)、
     徐诣(南京信息工程大学)、袁文娴(南京信息工程大学)、
     奚晓敏(揚州大学)、高雨(揚州大学)、李静文(揚州大学)、
     罗涓灵(南京郵電大学)、刁松梦(南京郵電大学)、陈洁(揚州職業大学)、
     罗亚妮(南京理工大学)、王瑜蓉(南京理工大学)、范思齐(三江学院)
三等賞  王黎颖(揚州大学)、庄丽娜(南京信息工程大学)、
     袁玖珑(南京信息工程大学)、王海波(南京農業大学)、
     匡盈盈(南京郵電大学)、刘怡宁(南京郵電大学)、
     陈祉玥(南京郵電大学)、朱紫硯(揚州職業大学)、
     苏雅莹(南京理工大学)、陆安琪(南通大学)、郑苏皖(三江学院)、
     吴丽艳(三江学院)、聂东梅(三江学院)
優秀賞  67名
※順不同です。同じ賞の中で前のほうが点数が高いということはありません。


<最優秀賞および一等賞の5作品>
※公開するものについて、作者の許可は得てありますが、転載等の際には十分なご配慮をお願いいたします。


最優秀賞 梁晨(揚州大学)
冬のある日、寂れた街をぶらぶら歩くと本屋があった。中を覘いてみる。なんと、こんな小さな店に様々な古書が積まれている。宝物を見つけたように、私はドキドキした。深呼吸して、その暖かい本の海に跳び込んだ。


最優秀賞 周彤彦(南京郵電大学)
「あ、しまった」と突然母は腹を押さえた。父は急いで母を病院に送り届けた。ドキドキして手術室の外で1年ほど待ったようで、やっと「母子ともに無事」と聞いた。妹の顔を見て、まだ10歳の私はさっと大人になった。


一等賞 杨嘉璐(南京郵電大学)
夏休みに勇気を出して彼に電話をかけた。通じるのを待っていた時に書いておいたメモを見て、話したい言葉を何回も練習したが、彼の声を聞いた瞬間、思わず電話を切ってしまった。十五歳の初恋は風に乗って行った。


一等賞 熊元麗(凱里学院)
試験の時、カンニングを通じて、第一枚の賞状をもらった。みんなは「おめでとう」と言われた。私だけ分かったのはこの賞状が褒賞ではなく、人格の嘲笑のだ。努力して得た栄誉ではないので、十分な不安だと思った。


一等賞 汪雪媛(三江学院)
高校時代、自習課でおやつをこっそり食べていた。食べようとした時、先生の顔が現れて、口から飴を落とすぐらいびっくりしたが、隣の人が呼ばれた。振り返ったら、なるほど、ひまわりの種の殻ばっかりだった。



参考:これまでのコンテストの記事
第1回
https://nanjing-laoshi.muragon.com/entry/2.html
第2回
https://nanjing-laoshi.muragon.com/entry/3.html
第3回
https://nanjing-laoshi.muragon.com/entry/4.html